佐賀県唐津市。
佐賀県の北西 玄界灘に面し、豊かな自然の中で唐津焼は作られています。
始まりは1580年頃。
お茶の世界では一楽二萩三唐津と呼ばれ、古くから茶人に愛される、歴史と伝統ある器です。
焼き物の魅力
本物の焼き物は全て手作りで、非常に長い工程を経て産み出されます。
長年の研鑽を重ねた職人の手から生まれる焼き物は、手にとってハッキリ分かる “上質さ” があります。
器自体も丈夫で長く使うことができますし、使えば使うほど見た目にも味が出ます。
人と一緒に成長していくことで、かけがえのない器となります。
つくりたてをあなたに
当サイトでは唐津焼という焼き物のセミオーダーメイド販売を行っております。
お客様からご注文を受けてから、現地の窯元さんが手作りで作成し、ご自宅へ直送します。
あなたのためだけの、つくりたての唐津焼。
何でも手に入る時代だからこそ、この世に一つの器と共に、人生を楽しんでいただければ幸いです。
日本の焼き物 “唐津焼” のよさを、ぜひ味わってください。
※プレゼント用のギフトボックスもご用意があります。
唐津焼の作られる場所
当サイトから承った器は、鏡山窯でつくられます。
鏡山窯は1969年に井上東也が開窯して以来、成形はもちろん、土作り、釉薬作り、登窯での焼成と手間のかかる仕事を続けています。
唐津焼の作られる工程
唐津焼の魅力
作り手8分、使い手2分
唐津焼には作り手8分、使い手2分という言葉があります。
これは職人が作っただけでは器は完成せず、生活の中で使われてこそ初めて完成する。という考え方です。使い方は自由。
季節や気分によってお茶やお料理を変える。
職人とあなたで初めて完成を迎えます。
生活から生まれる “用の美” の器
『用の美』は日本を代表する思想家、柳宗悦が確立した思想です。
各地で日常的に作られる工芸品は、美術品のように豪奢ではなく、ただ毎日の中で人が使い易く、丈夫で長持ちし、生活に安心感を与えてくれることを意識して生み出されます。
柳はそこに「美」を見出しました。
ショーケースに飾られる美術品ではなく、人の暮らしを助けるための洗練された美しさがそこにあったのです。
唐津焼はまさに『用の美』の器です。
若き商人そうじろうの語る “唐津焼の魅力”
唐津焼の魅力は大きく分けると“土” と “変化”
『土もの』と呼ばれる陶器の唐津焼は、土が命。
釉薬から顔を出す土の荒々しさや柔らかさ、持った時のあたたかな手ざわりで、気持ちもほっこりです。
土の個性からは土だけでなく、器にかける釉薬にもさまざまな個性を生みます!
『景色』と呼ばれる、器それぞれの違った魅力で、同じ種類の器でも違った発色があります。
唐津焼の “変化”
そして、もう一つの唐津焼の魅力は “変化” です。
これは経年変化とも言いますが、日々大切に “使う” ことで、器が注がれた飲み物などを吸い込み、少しずつ少しずつ発色が変わっていきます。
飾るだけではなく、日常使いとして使っていくことで、より一層 “世界に一つだけ” の器に!
みなさんへのメッセージ
そうじろうさん
窯元さんで一つずつ手作りされる器を、制作中は工程を想像して楽しんでいただいて、お手元に届いてからは日々大切に使っていただければと思っています!!
唐津焼の魅力である “変化” は、器を手に持ってからの楽しみであると同時に、職人さんの手仕事とみなさまの協同の制作過程です!!
世界に二つとない器を、みなさまと職人さんとご一緒に作っていければ幸いです。
販売中の唐津焼
湯呑み
価格: 2,500円(税抜)
サイズ | 約 Φ60×H75mm |
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素材 | 陶器 |
丸みのある三角形のくちづくり(縁)の絵唐津湯呑みです。
温かいお茶を注げば、土もの唐津焼の柔らかい手ざわりとやさしく器に伝わる温度で、手に持つだけでほっこりします。
絵付けは、鏡山窯で昔から描かれてきたもので和を感じられます。
主張し過ぎない絵唐津の絵付けは、他の器たちとの調和を生み、食卓がより豊かになります。
カップ&ソーサ―
価格: 6,000円(税抜)
サイズ | カップ :約 Φ70×H60mm ソーサー:約 Φ145×H30mm |
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素材 | 陶器 |
柔らかでポテっとしたカップがかわいいカップ&ソーサーです。
野に生える草のような素朴な絵唐津の絵は、心がホッと穏やかに。
そして少ない線で描かれるからこそ、絵にはない周りの草木や花、そこに吹く風や太陽の温かさが伝わってきます。